11月25日(日)

今日も楽器練習からのスタート。7時から9時までの2時間。
ケーナを吹いて、ウクレレを弾いて、またケーナを吹いて、その繰り返し。
9時になってちょっとひと休み。10時からはイジャイの2人による「ケーナ、サンポーニャの吹き方講座」。30人くらい集まっているので、個別にじっくり教えてもらうこともできず、周りの人と一緒に黙々と吹き続ける。時々酸欠で痺れる頭をリフレッシュして、また吹く。1時間の練習は、かなり体力が必要。
講習の最後に、「コンドルは飛んでゆく」の一部だけみんなで練習し、できそうな人は夜のコンサートの前座に出ることに。緊張するけど楽しみでもある。

久々のべた凪。

11時20分からは、スペイン語講座。いよいよ残り5回となったけど、自分の力がどれだけついているのか確信が持てない状態だな。でも、大変だったけど申し込んで良かったと思う。あと4回、がんばろう。

「キサス・キサス・キサス」の歌練習。講師はレオとロドリゴ。

昼食後は、「カフェラティーノ」というスペイン語圏の企画。前回の「ベサメムーチョ」に続き、「キサス、キサス、キサス」という歌の練習。スペイン語の歌を覚えるの、楽しい。

午後は比較的ゆとりがあった。

オーストラリアの紹介講座に出て、絵本の発表についての打ち合わせがあったり、短時間だけど「セビジャーナス」の練習をしたり、ゆっくりしたひととき。

ぎゃー懐かしいーっ!! オーストラリアのかいじゅう!!

夜、イジャイの最後のコンサートがある。

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少し早めに並び、最前列に着席。同じ曲を何度も聞くことになったけど、いい演奏は何度でもいいもの。今日もいい音楽を聞かせてください。お願いします。
コンサートに先立ち、ケーナ練習グループによる「コンドルはとんでゆく」の合奏。少々音の出ないところもあったけど、多人数なのでお互いにカバーして、まずはきちんと曲になった。めでたしめでたし。

続いてコンサート本番。
「コンドルは飛んでゆく」から始まり、彼らのオリジナル曲や中南米の音楽を織り交ぜた1時間半。明日はメキシコから日本に帰る彼らの最後のコンサートなので、力が入ってます。時間が長いので、今まで演奏していなかったいい曲も聴けて、よいコンサートでした。手拍子のしすぎで手のひらがじんじんする。これも心地よいもの。
明日からは彼らがいないので、「ケーナ買ってしまった集団」が、どう練習を続けていくのかちょっと見もの。自分もなんとか続けていかなくちゃ。日本に帰って「押入れのこやし」にならないように気をつけよう。

今日の朝、同室のSさん(毎晩飲みにいくことを欠かさない人物)が、こんな話をしていた。
「船に乗ってるおばさんたちが、『初めてボトルキープをした。』と喜んでいた。こんな些細なことでも、主婦の人たちはけっこう新たな体験で、楽しんでるみたい。」

船内の飲み屋のシステムは、ボトルキープしたものを飲むだけなら、他に何もかからないのです。水や氷は無料で出してくれるし、一部の店ではソーダ水も無料です。最初に2000円から3000円くらいでボトルを入れれば、普通に10日くらいちびちび飲んでいられます。かなり安いです。
このシステムがあるから、飲み屋(全部で4店舗あり)に人が集まるのです。もし、もっとお金がかかる設定だったら、立ち寄る客は減り、一部の呑んべいは多額の出費を強いられることになるでしょう。
まずまず適正の料金設定かもしれません。
しかし、帰国後も船内と同じ感覚で飲み屋に通ったら、大変な出費になるでしょう。
みなさん気をつけてくださいね。

明日はメキシコ、マンサニージョに寄港します。
明日が過ぎると、残すところはハワイのみとなります。

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